今週のメッセージ
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Message
本日の礼拝説教要旨
「痛みつつ愛する神」 ルカ 15:11-24 Ⅰヨハネ 4:7-10 足立 宏 牧師
【ところが、まだ家までは遠かったのに、父親は彼を見つけて、かわいそうに思い、駆け寄って彼の首を抱き、口づけした。】ルカ15章20節
ある人に息子が二人いました。弟は父に財産の分け前を要求し、都会の生活に憧れ、父から離れて暮らし始めました。 そして食べたり飲んだりして、父から与えられたお金を使い果たしてしまい、あっという間に豚の食べるえさを食したく程、落ちぶれてしましました。彼を助ける人はいません。
けれどもその中で、彼は父の愛と、その暖かい交わりを思い起こします。そして家に帰る決意をしました。
父は息子を一日たりとも忘れることなく、ひたすら帰ってくるのを待ち望んでいました。その姿を見つけるや、自分の方から走り寄り、 最愛の情を持って無条件で受け入れました。この父とは「主なる神」であり、弟息子はその神から離れ好き放題にしている「私たち」を表しています。
ひとりの人が神に立ち返ることこそ、天の父なる神の望みであり、喜びなのです。