今週のメッセージ
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Message
本日の礼拝説教要旨
「天の父とのつながりを」 詩篇 84:1-12 ルカ 2:40-52 足立 宏 牧師
【どうしてわたしをお捜しになったのですか。
わたしが必ず自分の父の家にいることを、ご存じなかったのですか】2章49節
この場面は、少年イエスが12歳になられたときの出来事です。ユダヤ社会では12歳になった時から、成人と見なされ、律法を守る生活が求められたのです。過ぎ越しの祭りに両親と出かけたのは、律法に従って祭りをエルサレムで祝うためでした。
ところが帰路についてから両親は、イエスが一団にいないことに気づき、三日間彼を捜し回ったのです。そしてエルサレムの宮にいたイエスを見つけました。母マリヤは心配していた気持ちで、イエスを責めました。
けれどもイエスは、不思議な答えをなされたのです(49)。エルサレム神殿を「自分の父の家」と言い、当然のこととして「父の家」にいるとは考えなかったのですかと。これは御子イエスが12歳の思春期に、自分がだれかを認識しておられたことを示しています。ここに御父がお与えになった使命に生きようとするイエス・キリストとしての片鱗が、既に現されていると言って良いでしょう。