今週のメッセージ
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Message
本日の礼拝説教要旨
「信仰に生きる (2)」 マタイ1章18-25節 ローマ1章1-7節
足立 宏 牧師
『マリヤは男の子を生みます。その名をイエスとつけなさい。この方こそご自分の民をその罪から救ってくださるお方です』 マタイ1章21節
ユダヤ人の婚姻法では婚約中の二人はすでに夫婦でした。婚約者は普通1年程度の婚約期間を経て結婚生活に入るのですが、その期間中にマリヤの妊娠が明らかになったのです。
婚約中の女性が婚約者以外の男性と同意の上で関係の及ぶなら、二人は石で打ち殺されると言われていました。見に覚えのないヨセフは、彼女をさらし者にするより、離婚状を書いて内密に去らせる方法を取ることにしたのです。
そこに神様が介入し、夢を用いてマリヤのお腹の子は、聖霊によるものであることを知らせました。
しかし、聖書は、ヨセフの決心を推奨しているのではありません。ヨセフも罪ある人間であって、救い主が必要でした。イエスこそ、ご自分の民を諸々の罪から救い出すメシヤなのです。