今週のメッセージ
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Message
本日の礼拝説教要旨
「初めの教会の姿」
使徒の働き 2章37-47節 ペテロへの手紙第一2章19-25節 足立 宏 牧師
【彼らはいつも、使徒たちの教えを守り、交わりを持ち、パンを裂き、
祈りをしていた。】使徒の働き2章42節
生まれたばかりの初代教会では、四つの実践がなされていました。
第一は、使徒たちによって学びが始められたのです。イエス様によって教育されてきた使徒たちは、生まれたばかりのクリスチャンに、キリストの復活、旧約聖書の筋道、キリストの証人になること、イエス様の地上生涯、また御業を教え、そして、新しい共同生活の指針等を伝達していました。
題には、交わり。交わりと訳される言葉は「コイノニア」です。この場合は、使徒たちの教え学んだ上で、発見したことや、感動、感謝を分かち合ったと考えられます。つまり主の恵みの共有です。
第三は、パンを裂きです。これは私たちが考える聖餐式というより、日常の食事の中で主を記念して聖餐を行ったのでしょう。そこで礼拝をしました。
第四は、祈りを共にしていました。新しい共同体にとって神との友情に生きることが大切でした。個人でのデボーションを豊かに持ち、静まりの時をもって、、また共に集まって祈り合っていたのです。
以上四つのことに、教会はエネルギーを費やしていました。これが主の御心です。