今週のメッセージ
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Message
本日の礼拝説教要旨
『宣教の準備(人の側)』
この人たちは、婦人たちやイエスの母マリヤ、およびイエスの兄弟たちとともに、みな心を合わせ、祈りに専念していた。 (使徒1章14節)
主の宣教という大事業が開始されるにあたって、慎重な準備がなされます。前回は、神の側(1-11節)を見ましたが、今回は人の側での準備を見ます。
イエスを信じた人達がまずしたことは、祈りに専念することでした。そこの集まったのは11使徒(イスカリオテのユダは以内)、主の家族、そして婦人たちです。(13-14)
11使徒に加えて、婦人たち特にイエスの母マリヤとあるように、ルカは教会における女性の役割に十分注目しています。 イエスの兄弟たちは、イエスの食伝道に於いて彼を信じていませんでしたが、今彼らは、信仰者の仲間に数えられています。
「心を合わせて」。「ひたすら…していた」。彼らは祈りに於いて一致し、ただ主によりすがるスピリットでイエスの約束(1・4、5、8)を待ち望んでいました。 ペテロは彼を否定し、トマスは主の復活を疑いました。他の者たちを出し抜こうとしていたお互いでした。この様な背景を持った者たちが、互いを信じ合い、祈るようになっていった過程が大事です。