今週のメッセージ
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Message
本日の礼拝説教要旨
「愛が分かるとき」 伝道者 3:9-15 ルカ15:11-24 足立 宏 牧師
【ところが、まだ家までは遠かったのに、父親は彼を見つけ、かわいそうに思い、走り寄って彼を抱きしめ、口づけした】20節
今日は放蕩息子(弟息子)のたとえからのメッセージです。
ある人に息子が二人いました。弟は父に財産の分け前を要求し、自分の欲望を満たしたいため、父から離れて暮らし始めました。そして瞬く間に父から与えられたものを使い果たしてしましました。降りかかる災難も重なって、生活は破綻し、極貧に陥ったのです。彼を助ける人はいません。
けれどもその中で、彼は父の愛と、その暖かい交わりを思い起こします。そして家に帰る決意をするのです。
父は失われた息子をただの一日たりとも忘れることなく、ひたすら帰ってくるのを待ち望んでいました。その姿を見つけるや、自分の方から走り寄り、最愛の情を持って無条件で受け入れました。この父とは「主なる神」であり、弟息子はその神から離れ好き放題にしている「私たち」を表しています。
ひとりの人が神に立ち返ることこそ、天の父なる神の望みであり、喜びなのです。