今週のメッセージ
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Message
本日の礼拝説教要旨
「祈るときは」 詩篇 62:1-2 マタイ6:5-8 足立 宏 牧師
【あなたは、祈るときには自分の奥まった部屋に入りなさい。そして、戸をしめて、隠れたところにおられるあなたの父に祈りなさい。そうすれば、隠れたところで見ておられるあなたの父が、あなたに報いて下さいます。】6節
祈るときは、自分の敬虔さが他の人にわかるようにしてはなりません。それは人の耳を意識した祈りだからです。
では人からの称賛を求める偽善を避けるにためには、どうしたらよいのでしょうか。それは人の目の届かない所で祈ればよいのです。天の父は見て報いて下さいます。問題は誰に対して祈っているかです。祈りを人にささげているのか、それとも神にささげているのかを問われています。また神を知らない異邦人は同じ言葉を何度も繰り返したり、長い祈りをしたりするかもしれません。けれども祈りの量によって効果が決るのではありません。私たちは、祈る言葉に思いを向けるのではなく、祈る対象がどのようなお方であるかを理解することが重要です。
祈り、願う以前に必要なものを知っていて下さる自分の父に告げているのだということを意識することが肝要なのです。