今週のメッセージ
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Message
本日の礼拝説教要旨
『真実な礼拝を』 私の家は、すべての民の祈りの家と呼ばれる マルコの福音書11書17節
イエス様は、神殿で礼拝する礼拝者に祈りがあるかどうかを問うておられます。このことはそれなのにあなたがたは強盗の巣にしたのです、と結びついています。
長旅の礼拝者のために、両替所やいけにえを売る場所があったことは問題ではありません。ところが当時の祭司長たちは、礼拝のささげ物の売買にまつわる権利一切を手に握りしめ、民の礼拝行為を通して、法外な手数料や、莫大な利潤を得、私腹を肥やしていたと思われます。 神への礼拝をリードする指導者たちが、自分の懐を暖めるお金の奴隷となっていたと言っていいでしょう。
従ってそこには、祈りはありません。祈りとは神への信頼を意味します。また自分の罪を悔い改め、神の憐れみをこうのです。指導者の中にそういう祈りが欠落していました。そしてそこは強盗の巣となっていたのです。
† 礼拝を意味する英語は、worshipですが、この語は、「価値あること」といった
意味のworth-shipに由来すると言われています。つまり、神は最高に価値ある
お方なのですから、その神にふさわしい価値を帰していくと言うことなのです。
あなたは自分の存在をかけて、主なる神様に礼拝を献げているでしょうか。