今週のメッセージ
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Message
本日の礼拝説教要旨
「愛の眼差しがあなたに」 創世記18:9-15 マルコ10:17-22 足立 宏牧師
【永遠のいのちとは、彼らが唯一のまことの神であるあなたと、
あなたの遣わされたイエス・キリストを知ることです】ヨハネ17章3節
「永遠のいのちを、自分のものとするには」。財に富める人の質問です。主は即答を避け、聖書(律法)に何と記されているかと返されます。 青年にしてみれば、十戒を読めば、それくらいのことはわかります。彼はそれ以上の答を期待して、イエスのところに来たのでしょう。事実、自分なりに十戒を小さい時から守りつつも、心の中には、まだ永遠のいのちを受けることが出来ないという欠けを感じていたのです。 イエスは、青年の心の中を見抜くかのように、慈しみのまなざしで、「あなたには、欠けたことが1つあります」(21)と指摘されました。「帰って、あなたの持ち物をみな売り払い、貧しい人たちに与えなさい。 ……そのうえで、わたしについて来なさい」(21)と語りかけられました。永遠のいのちを持つためには、御子イエスにつながっていくことが絶対的条件です。しかも、「自分を捨て」た上でついて行くのです(8:34)。この青年の場合、それは富を手放すことを意味していたのです。顔を曇らせ、悲しみながら去って行く青年の後ろ姿は、富が彼の心に深く根を下ろしている事実と、「捨てる」ことの難しさとを物語っています。
† 永遠のいのちを確信している人と、そうでない人では、どう違いますか?
† 永遠のいのちのために、今喜んで手放すことができるものは何ですか?