今週のメッセージ
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Message
本日の礼拝説教要旨
「愛が訪れた日」 ルカ19:1-10 Ⅱコリント5:17 足立 宏牧師
【人の子は、失われた人を捜して救うために来たのです】10節
今日は、「取税人ザアカイの回心物語」です。ひたすらお金を貯め込むことを生きがいとしながら、心の中には、本当の喜びもいのちもない男ザアカイ。けれども彼は、イエス・キリストと出会うことによって、その考え方や生き方が全く変えられたのです。
彼は取税人の頭となり、金持でした。しかしローマ政府の手先であった取税人は、ユダヤ社会では憎まれ、軽蔑されていました。富の中の孤独を味わい、心を開き話し合う友もいませんでした。
そんな嫌われ者ザアカイは御子イエスが来ると知って、いちじく桑の木に登り、イエスを一目見ようとしたのです。すると、イエス様の方から、「ザアカイ、急いで降りてきなさい。きょうは、あなたの家に泊まることにしてあるから」と声をかけられたのです。
ここに愛が訪れたのです。ザアカイはキリストの愛に触れ、守銭奴が全く変えられました。奪う人生から、与える生涯へと彼は歩み出したのでした。
私たち一人ひとりにとって真に必要なものは、
この主イエスの愛ではないでしょうか。
†「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。
古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました」(Ⅱコリント5:17)