今週のメッセージ
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Message
本日の礼拝説教要旨
「立派な信仰とは」 創世記45:1-4 マタイ15:21-28 足立 宏牧師
【あなたの信仰はりっぱです。その願いどおりになるように】28節
ツロとシドンの地方はガリラヤの北、地中海に面したフェニキヤ地方で、異邦人の地です。一人のカナン人の女性が、イエス様を「主よ.ダビデの子よ」と呼び、あわれみを求めてきました。彼女には悪霊につかれた娘がいたのです。ところが愛するわが子を助けてほしいという彼女の叫びに、イエス様は即座にお応えになりません。
求めに応じて女を去らせたらどうかという弟子の提案に、「わたしは,イスラエルの家の滅びた羊以外のところには遣わされていません」と仰います。また「子どもたちのパンを取り上げて、小犬に投げてやるのはよくない」という言葉にも、表面上は何か冷たく突き放すメッセージとも受け取られてしまうかも知れません。けれども、実際はほほえみつつユーモラスに語ったものと思われます。
けれども彼女はイエス様の言葉を受け入れつつも、「小犬でも主人の食卓から落ちるパンくずはいただきます」と食い下がりました。 それに対して主は、「あなたの信仰はりっぱです。その願いどおりになるように」と言われました。すると、彼女の娘はその時から癒されたのです。
†すぐに答えが与えられない痛みや悩みに関して、
あなたは主にどう求めていますか。
†本人はそこにいなくても、イエス様の言葉が発せられると、
遠くにいる娘の病気は癒されました。あなたが祈るとき、
主の語りかけを聞いて、信じていますか。