今週のメッセージ
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Message
本日の礼拝説教要旨
「味わい深い主の弟子」 エステル7:1-10 マルコ9:38-50 足立 宏牧師
【あなたがたは、自分自身のうちに塩けを保ちなさい。そして、互いに和合して暮らしなさい】50節
私たちはキリストの御名によって働く全ての人を歓迎し、励ますことが大切です。ここでヨハネは、ある人が主の名によって悪霊を追い出す働きをしているのを止めさせたと話しました。理由は、「私たち」の仲間ではなかったからです。そこでイエス様は、主の権威と教えに従う人なら、自分に反対するのではないとし、味方であると明言されています。 弟子たちは、自分たちこそ主に選ばれた者で、悪霊を追い出す権威は自分たちだけにあると誤解しています。しかしイエス様は、そういった排他的な偏狭心を持たないように、教えておられます。特定の個人や集団が主の働きを独占することは、主のみこころではありません。私たちは自らの偏ったものの見方で、主の働きを制限しないように、注意しましょう。
またイエス様にとって、大切でない人は誰一人いません。一見価値を見いだせにくい人のようであっても、躓きを与えてはならないのです。「つまずきを与える」ということばは、引っかけて倒す、罪を犯させると言う意味を持っています。これは信仰の弱い人を誘惑して背教させたり、心を傷つけて信仰を捨てさせたりする行為を指しているのでしょう。イエスの弟子になっていくなら、人が主に向き、永遠のいのち(救い)に導かれることをいつも大切にします。
†奉仕者間で、自分の我を通そうとしていないでしょうか。どうすれば、より多くの 人が、主のみわざに加わるようになるでしょうか。
†今まで避けてきた人に、イエス様の愛をどのように表しますか。断固として断ち切るべき自らの罪や習慣は何でしょうか。