今週のメッセージ
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Message
本日の礼拝説教要旨
「栄光の主イエスに聞こう」
Ⅱ列王記2章1-12節 マルコの福音書 2章2-8節 足立宏牧師
[ これは、わたしの愛する子である。彼の言うことを聞きなさい ] (7節)
「これは、わたしの愛する子。彼の言うことを聞きなさい」(7節)。
この言葉は、イエス様の洗礼時に天から聞こえてきた声とよく似ています。
「あなたはわたしの愛する子。わたしはあなたを喜ぶ。」(1章11節)
これはイエスの伝道に先立って、主なる神が言われたのです。主イエスがはじめる活動全体が、神の御子としてのお働きであることが、その最初から示されたのです。
そうであるなら、ここでもう一度それが繰り返されていることには、特別な意味があることになります。ガリラヤでイエス様が人々に神の国の訪れを告げ、悪霊に取り憑かれた人や病気の人を癒やした活動全体が、「神の子」としての宣教であったとすれば、これから主が歩んでいく十字架への道(ゴール)も、神の子としての伝道なのです。
そして「彼の言うことを聞きなさい」という明確な指示が語られています。「聞く」という言葉には、ただ「耳で聞く」という意味だけでなく、「聞き従う」という意味があります。日本でも、「お母さんの言うことを聞く」というのは、ただ耳で聞くだけでなく、聞いてその通りにするという意味です。「これに聞け」とは、私たちを御子イエスと同じ道に招く言葉なのです。
† あなたは生活の中で、誰の声に聞いて歩んでいるでしょうか?
(例えば、親、自分、ご主人、奥さん、それとも....)
† それは何故でしょうか?
† 主イエスに聞くことで、どういうことが起こってくるでしょうか?