今週のメッセージ
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Message
本日の礼拝説教要旨
「父との関係を大切にしよう」
Ⅰサムエル2:18-20,26 ルカ2:41-52 足立 宏牧師
【どうしてわたしをお捜しになったのですか。わたしが必ず自分の父の家に
いることを、ご存じなかったのですか】49節
この場面は、少年イエスが12歳になられたときの出来事です。ユダヤ社会では
12歳になった時から、成人と見なされ、律法を守る生活が求められたのです。
過ぎ越しの祭りに両親と出かけたのは、律法に従って祭りをエルサレムで祝う
ためでした。 ところが帰路についてから両親は、イエスが一団にいないことに
気づき、三日間彼を捜し回ったのです。そしてエルサレムの宮にいたイエスを
見つけました。母マリヤは心配していた気持ちで、イエスを責めました。 けれ
ども主イエスは、不思議な答えをなされたのです(49)。エルサレム神殿を「自
分の父の家」と言い、当然のこととして「父の家」にいるとは考えなかったの
ですかと。
これは御子イエスが12歳の思春期に、自分がだれかを認識しておられたことを
示しています。ここに御父がお与えになった使命に生きようとする
イエス・キリストとしての片鱗が、既に現されていると言って良いでしょう。
*あなたのアイデンティティーは、どこで保たれていますか?
*御子イエスのように、父なる神様との関係を確認して生きているでしょうか。